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肩の脱臼~全治するために必要となる治療とやってはいけない事

      2016/10/06

肩の脱臼~全治するために必要となる治療とやってはいけない事

スポーツや日常の何気ない動作で肩を脱臼してしまうことがあります。

今回、そんな身近な怪我「脱臼」について詳しく調べてみました。

全治する為に必要な治療やケガ、またその後の予防など、ぜひ参考にしてください!

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肩の脱臼ってどんな症状?

脱臼とは?

脱臼と聞けば、関節が外れただけなので、引っ張れば治るだろう、という誤解をもった人がまだ多くいるようです。

脱臼は一時的な状態を指すものではなく、たいへん重大な怪我なのです。

関節を構成する重なり合った2つの骨の先端は、一方は受け皿のように窪んでいて、もう一方はボールようのに丸くなっていて普段はしっかりと組み合わさっていますが、脱臼になるとその二つが外れてしまいます。

ただ単に外れだけでなく、それに伴って、2つの骨の周りにある関節包や靭帯などの筋が伸びたり、最悪の場合切れてしまうこともあるため、大きな痛みが生じることもあります。

もし脱臼してしまった場合は、8時間以内に治療が必要となるため、決して医師以外の人が安易にその場で対応することはないようにし、まずは患部を固定して動かないようにした後に、整形外科などに行って専門の医師に診てもらうようにしましょう。

引用元-脱臼とは:リハビリの手引き

肩の脱臼が全治するまでのケア

脱臼をした場合、病院にて検査や整復を行います。完全脱臼の場合、2週間~4週間ほど固定する必要があるため、関節を全く動かせません。亜脱臼の場合は、痛みが引けばすぐ動かせる場合もあります。

その後、関節内組織の損傷した部分の回復の度合いを見て、整骨院などでリハビリが開始されます。損傷したことにより、筋肉などがこわばっていたり、柔軟性を失われているため、関節付近の筋肉をほぐしていきます。次に、受傷した関節に負担がかからない程度の軽めの筋力トレーニングを開始します。脱臼は、関節内の組織を大きく損傷してしまうため、一度受傷してしまうと関節が非常に不安定になり再受傷してしまう確率があります。それを防ぐためにも、筋力トレーニングは不可欠となります。特に肩関節や股関節では、インナーマッスル(腱板)と言われている奥にある筋肉をしっかりと鍛える必要があります。インナーマッスルは、骨と骨を繋ぐ役割も担っている大切な筋肉ですので、関節包や靭帯などを大きく損傷してしまった場合でも、しっかり鍛えれば十分にフォローしてくれる筋肉であります。また、インナーマッスル以外の関節周辺の筋肉も鍛えることで、関節の負担が軽減されたり、スムーズに動かすための必要要素になります。これらのことは、専門知識のある人が経過を見ながら慎重に施行し、また、正しい方法で行うことが非常に大切ですので、自分一人で行わず、必ず整骨院などの治療院に通うことをオススメします。

引用元-脱臼の原因と治療法|EPARKからだリフレ

肩の脱臼が全治するまでの治療法

脱臼をもどす(整復という)方法は多種ありますが、さまざまな危険があるため現在一気に整復する方法は行われず、ゆっくり時間をかけて整復します。
 ベッドの上に腹ばいになった患者さんの手首に重りを付けて引っ張る方法や、床の上にあお向けになった患者さんの腕を引っ張りながら徐々に上に挙げていく方法が代表的です。下方脱臼だけは整復方法が異なり、腕を最大に挙げた位置で上に引っ張ります。
 しかし、一部の患者さんはこれらの方法では整復できず、全身麻酔や手術が必要になることもあります。整復後は再びX線撮影し、伴っている骨折部分が大きくずれたままであれば手術を行います。
 その他の場合は、腕を三角巾などで3週間以上固定しますが、固定する腕の位置は脱臼の方向によって異なります。
 その後、徐々に肩の動きを回復させますが、脱臼を起こさせる方向の運動は6〜8週間禁止されます。脱臼に伴い損なわれた関節包などが十分に修復されない場合は、容易に脱臼を繰り返す状態(反復性肩関節脱臼と呼ぶ)になり、手術以外に対処法がなくなります。
 脱臼してから2〜3週間までは前述の方法で治療できますが、それ以上時間がたつと整復には手術が必要になります。脱臼してから整復までの時間が長くなればなるほど、治療の結果も悪くなります。
 また、後方脱臼は医療機関を訪れても最初は約60%が見逃されます。したがって、最初に訪れた医療機関で肩の痛みの原因に対する十分な説明がされず痛みが持続する場合は、セカンド・オピニオンを求めることをすすめます。

引用元-肩関節脱臼とはどんな病気か|症状や原因・治療 – gooヘルスケア

肩の脱臼は全治しても繰り返しやすい!

肩関節を脱臼してしまうと、靭帯が伸びてしまったり、肩周りの筋肉が弱ってしまうので、何らかの衝撃を受けるたびに肩の脱臼を繰り返すことが多いようです。そのため、ちょっとした衝撃でも肩を脱臼してしまい、癖になることがあると言われています。

特に、最初の肩関節脱臼をした時の年齢が若ければ若いほど、反復性脱臼になりやすいと言われており、10代に初回脱臼した場合、80~90%が再発するのに対し、40代以降では再発はほとんど無いようです。

引用元-肩の脱臼はクセになる!?痛みとは素早くおさらば!7つの治療法とサポーターの効果的な使い方について詳しく解説!|WELQ [ウェルク]

反復性脱臼になってしまった場合、肩関節の骨や靭帯を元に戻す必要があるため、完治を望む場合手術が必要だと言われています。肩を手術する場合、直視下手術(メスで大きく切開して行う手術)を行ってしまうと、完治までに時間がかかることに加えて、神経が入り組んでいる部分を大きく切り開くことにリスクがあると言われています。

そのため、反復性脱臼を手術する場合、肩関節鏡手術を行うことが多いようです。肩関節鏡手術の場合、切開部分が小さく済み、内視鏡で拡大しながら手術するので、より繊細な手術が可能だと言われています。

引用元-肩の脱臼はクセになる!?痛みとは素早くおさらば!7つの治療法とサポーターの効果的な使い方について詳しく解説!|WELQ [ウェルク]

肩の脱臼が全治した後にできる予防法

<手術をする>

脱臼を整復すれば、ひとまず生活を送ることは出来ます。しかし前述したように肩関節は脱臼しやすい部分です。何度も脱臼をする場合は、はがれてしまった腱などをつなぎなおす手術をして根本的な治療をします。手術をしてもすぐに動かせるわけではなく、数週間固定をして肩の安静をはかります。また手術後も腕を後ろにつくような動作はしないように注意します。

<肩関節のリハビリをする>

いくつか自分でもできるリハビリの方法についてご紹介します。医師の指示に従って、無理のない範囲で行うようにしてください。

■ペットボトルを利用する

水を入れたペットボトルを持ち、肩の高さまで持ち上げる・おろすを繰り返します。腕の筋肉をつけ、肩関節を支える力を強くする効果があります。反動をつけて行うと再度、受傷してしまう可能性があるため注意が必要です。ペットボトルの重さは、少し重いな、と思うくらいがちょうどよいでしょう。

■ゴムバンドを利用する

リハビリ用のゴムバンドを利用してリハビリをします。脇の下は離さないよう肘を90度に保ち、ゴムを伸ばしたり縮めたりします。肩周囲の筋肉を鍛える効果があり、脱臼しにくくします。

引用元-覚えておきたい!肩関節脱臼の応急処置と再発を予防する方法とは | いしゃまち

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