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色の効果の実験!私たちの生活に多大な影響を与える色の効果

   

色の効果の実験!私たちの生活に多大な影響を与える色の効果

色は様々な効果を私たちに与えます。

様々な実験でも実証されており視覚・心理と生活の中に取り入れられていることも多いようです。

では実際に色が私たちの生活にどのような効果を与えているのか、身近にある例をまとめてみました。

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色が与える効果実験①時間の感覚

 

色が与える時間感覚の実験のお話を
させて頂きます。

どの様な実験を行ったかと言いますと…。

【実験内容】ーーーーーーーーーーーーーーーー
①窓のない赤い部屋で会議を行った
②青い部屋で会議を行った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結果はどうなったと思いますか?

①窓のない赤い部屋で会議を行った
実際の会議の時間は3時間程でしたが、
赤い部屋の会議に参加した人たちは
誰もが6時間くらい掛かったと言ったそうです。

②青い部屋で会議を行った
実際の会議の時間より半分くらいと
感じたと誰もが言ったそうです。

人は色彩をどこで見ているかと言いますと
・目
・皮膚でも見ている(感じている)
らしいのです。

皮膚でも見ていると言うのは、人の皮膚には光センサーがあって
よく「肌で感じる」という表現がありますが、
目とか心などで判断する以前に、色彩を皮膚が識別することが
あるようです。

色彩に「好き・嫌い」を感じるのは、
肌そのものも感じているからという理由もあるからなのです。

先程の実験では、部屋の色によって時間感覚の違いが出ましたが、
人は色彩によって心理的に影響されるというのが分かった結果でしたね。

・暖色系(赤や橙色)⇒時間が長く感じる
・寒色系(青や青緑)⇒時間が短く感じる
という色彩心理が働きます。


引用元-【色彩心理】ウェブ作成にも使える!様々な実験や統計から見える色が人に与える影響について| 起業のことなら起業のツボ

色が与える効果実験②印象・イメージ

実験

色の違いがもたらす軽重の認識違いに関し、アメリカの心理学会で報告された例があります。
製品を運搬する際に黒い容器に入れて運ぶようにしていた会社がありましたが、運搬を受け持つ社員達から 「大きな疲労感」や「体調不良」 を申告されました。
会社側は容器の色に注目し、黒からライトグリーンのものに差し替えたところ、社員からの苦情が劇的に減ったと報告されました。
安定感や落ち着きを感じさせる黒色は、実際の重さ以上の重量を感じさせてしまい、
軽快さや明るさを感じさせるライトグリーンは、実際の重さ以下の重量しか感じさせなかった事が原因であった結論付けられました。
(同じ重量の白色と黒色の箱を用いた軽重感覚実験を行ったところ、黒色のものを白色のものよりも約1.8倍重く見積もった答えが返ってきたとする報告があります)

引用元-外見がもたらす心理効果(服装・色・制服)

「厳しさ」「安定感」「落ち着き]「海」「空」

「情熱」「パワー」「積極性」「怒り」「歓喜」「炎」「太陽」

「清潔」「純真」「潔白」「淡白」「雪」「雲」

「癒し」「安らぎ」「新鮮」「若々しさ」「新芽」「森」

「安定」「重厚」「陰気」「いかめしさ」

「元気」「明朗」「闊達」「愉快」「花」

引用元-外見がもたらす心理効果(服装・色・制服)

色が与える効果実験③錯覚

環境が変わったり、状況が変わることで、ある色を見ると物理的に同じ色であるにもかかわらず、その色を見ると単独で見るのとでは違って見えることがあります。

2つの色が相互に影響して、色を単独で見るのとは違って見える現象を色対比といいます。

色対比には2つの色を空間的に同時に見ることで生じる同時対比と、2色の色を時間的に順次見ることで生じる継時対比があります。

こういった対比現象には残像現象の原理が深く関係していると考えられています。

引用元-色彩の錯覚と錯視効果|視覚の生理現象と心理学

残像現象

残像現象とは、赤い色の紙をしばらく見た後に、そのままの状態で白い紙に視線を移すと、白い紙に青緑色の像が浮かんできます。これが残像ということになります。
これを応用してオレンジ色の用紙をしばらく見た後に、黄色の用紙に視線を移すと、緑色の像が浮かんできます。これはオレンジを見ることで青色の残像が生じて、黄色の用紙と混色したと考えられます。
これは赤を見た場合、網膜部分の赤に対する感度が低下し、補色にあたる青と緑を感知する網膜上の感度が上昇する生理的な現象のために、青緑色の像を生じさせています。
私達の視覚は、ある色を見つめることで、その反作用で補色が生成されていると考えられます。色対比を考える場合、この残像現象の原理がかかわってきます。

引用元-色彩の錯覚と錯視効果|視覚の生理現象と心理学

色が与える効果実験④食欲

食欲を抑えるには青

海外のクッキーやケーキはカラフルで真っ青な色が使われることもありますが、なんとなくおいしくはなさそうに見えませんか?それは食材としての青色は自然界にはほぼ存在しないからなのです。
また、食材が痛んでカビが生えたりすると青っぽくなってきますよね?こういったことから私たちの体は、青い食べ物は本能的に「危険」と感じることで食欲が減退すると言われています。

引用元-食欲抑制には青、血行促進には赤。ダイエットに効果的な色5つ | デブ卒エンジェル

血行促進、代謝促進には赤

赤は血行促進、新陳代謝促進、腎臓の活性化、血液の増加促進などに効果のある色です。ある実験では、同じインテリアの部屋でも、赤い照明の部屋にいる被験者は指先の皮膚の温度が5分以内に2度上がり、血液の流れが良くなるという結果が出ています。
暖色系の物を見るとなんだか暖かいような、熱のイメージを受けると思います。逆に青などは寒いとか涼しいイメージがありますよね。
私たちは今までの生活で、「唐辛子やタバスコなどの赤いものは辛い→体が熱くなる」「火の色は赤い→熱い」というような心理的イメージが刷り込まれています。このような赤のイメージが私たちの意識に作用して体温を上げたり、神経が興奮することによって血液循環が良くなったります。

引用元-食欲抑制には青、血行促進には赤。ダイエットに効果的な色5つ | デブ卒エンジェル

色が与える効果実験⑤集中力

集中にも沈静にも効果的な「青」

勉強に一番大切なものは集中力と持続力。この両方の力を高めてくれる色があるのをご存知ですか? それは、爽やかな色の代名詞、青です。心理学的には寒色系の色は暖色系よりも3度ほど低く感じるそうなので、気持ちも引き締まりますね。
また、青には気持ちを落ち着かせたり集中させる力もあり、自分を勉強モードにするにはにもってこい。カネボウ美容研究所は青色について以下のような発表をしています。
青の照明下で、被験者は涼しさを感じ、5分以内に皮膚温が2度下がり、脈拍はゆっくりになり、精神集中する時やリラックスする時に出る脳波のアルファー波が増えた

引用元-勉強の効率アップに色を利用! 勉強に「効く色」と「邪魔する色」 | Study Hacker

ロチェスター大学の心理学者エリオット博士の実験によれば、IQテストの表紙を赤・白・緑の三色にしたところ、赤色でテストを受けたグループの平均点が20%も悪かったそう。また、名古屋大学の八田武志博士が行ったパソコンの枠の色を変えて効率を調べる研究でも、やはり赤色は仕事のパフォーマンスを下げていたことが分かりました。
なぜ赤色が効率を下げてしまうかには色々な説がありますが、赤色は人を興奮させ血圧や脈拍を上げてしまうため、静かに集中が出来ないという説が有力。また、赤は充足感を与える色でもあるので、勉強意欲を奪ってしまう、という説もあります。
昔から「全部が真っ赤な部屋に閉じ込められると、精神状態がおかしくなる」と言われてるように、静かに集中して勉強する環境には不向きな色のようですね。

引用元-勉強の効率アップに色を利用! 勉強に「効く色」と「邪魔する色」 | Study Hacker

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